障害福祉サービス事業所名:桑の実工房
1997年知的障害・発達障害の方達の日中活動の場を創出するために八幡西区で創業。2003年に社会福祉法人の認可を受け、現在、障害福祉サービス事業所「桑の実工房」には、40名の知的障害・発達障害の方達が通所利用している。個々に応じた将来の暮らしを実現するための「生活支援」と染色・木工・調理・受注作業・ペイント・小倉織等の多様な「生産活動」を行っている。オリジナル商品の評価は高く、北九州市立美術館のミュージアムショップでも販売されている。2021年に北九州で開催された「世界体操・世界新体操」では、記念品として藍染ハンカチが採択された。また、SDGsモデル企業として北九州市ホームページで紹介されている。
企業名:大英産業
1968年「ひとつぐらい真面目な不動産会社があっていいはず」という創業者の想いのもと、大英産業を設立。新築分譲事業を中心に、九州・山口エリア全域に住宅の供給を行い、新築分譲マンション事業では2021年から3期連続で販売ランキング九州No.1(住宅流通新報社調べ)、新築分譲戸建事業では北九州都市圏低層住宅着工棟数10年連続No.1(住宅産業研究調べ)を獲得。2019年には福岡証券取引所に上場し、「元気な街、心豊かな暮らし」の理念と「地域愛着経営」の方針のもと、住まいの提供だけではなく街づくり・再開発事業や人々の暮らしに関わる商品・サービスの展開を志す。「2020北九州SDGs未来都市アワード」にて「SDGs賞(企業部門)」を受賞、総合不動産企業として社会・地域の課題解決をしながら事業を推進する。https://www.daieisangyo.co.jp/
北九州みらいキッズプロジェクトの取り組み
建築現場で発生する住宅端材から、座面と脚の材料をシニア大工さんが切り出す。「桑の実工房」はそれぞれの部材の作業単価を設定し、研磨作業を請け負っている。このようにアップサイクルされた材料は、幼稚園や地域イベントで行う「出張こども大工」のイスづくりの木材キットとなり、こどもたちの元へ。大工体験中は、大英産業の現役シニア大工や地元大学生がこどもたちのサポートを行っている。このプロジェクトは北九州SDGsクラブプロジェクトチームに認定されている。大英産業と桑の実工房では、このプロジェクトをきっかけに、障害のある方達のスキルを活用し、マンション事業部のポスティング作業にも発展している。